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名前 守備 安打 打点
森田 1-0
奥西 5ォ→PH、4 1-0
高橋 2-0
青山 5ォ→PH、6 1-0
近藤 DH 2-0
長江 5ゥ→DH 0-0
花井 2-0
加藤 5ゥ→3 1-0
山田 6ゥ→3 0-0
古澤 0-0
山中 2-1
川崎 5ゥ→2 0-0
落合 3-0
蒲生 2-0
上田 7ォ→PH 1-0
丹羽 2-0
樹神 5ゥ→5 1-0


       
二塁打 三塁打 本塁打


 
名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
田村
横山
松平
強化リーグ 11月22日 名古屋大学G


 
1 2 3 4 5 6 7 8 9
名工大 0 0 0 0 0 0 0 0
名古屋大 1 63 2 2 2 × 16

戦評:加藤 文彦

 

「一球入魂 “常中”」

 6回分の守備中、記録上の失策だけで8個。この試合を総括する数字である。なお、安打数が1個であることはさほど重要な数字ではなく、そんな時も往々にして有る。
 一般に、野球はチームスポーツの典型とも言われるが、役割がはっきりしている個々の力量が集積するスポーツである。個々の力量の集積の延長線上に、組織であるチームとしての戦いが有る。
 個々が試合で存分に力を発揮し、手に汗を握り息詰まる接戦を繰り広げ、最終的に我チームが勝利を手にするにはどうすれば良いのか。
 その一つの考え方は、「自分のためのプレー」が出来るよう、平生の全体練習に命を懸けて真剣に向き合うことのみならず、個々が日々鍛錬することである。例えば、一日千回の素振り、早朝のランニング、高架下での地道なボールの壁当て、及び毎晩の筋トレ並びにスクワット等、自分のためにやるからこそ畢竟するに、チームのためになると思う。
 しかしながら、個々の力量には各々の限界が自ずと有り、学生の本分である勉学・研究等に日々勤しむ中で、限られた時間という物理的制約も当然に有る。
 だとすれば全選手がせめて試合中だけでも、一球一球常に、何らかのボールが自分の所に飛んで来ることを想定した、個々の一球入魂が集積したチームプレーの瞬間毎の極大化こそが、安定して勝ち続けるチームとしてのパフォーマンスに大いに寄与し、ひいては野球の神様が我チームの頭上に降臨することになると思う。

 なお、以上の戦評は、この冬を如何に過ごして来春のリーグ戦及び6月の新人戦につなげるかについて、「一球への執念」へ自戒を込めた、自分自身への𠮟咤激励でもある。