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名前 守備 安打 打点
松平 3-1
大澤 7ゥ→PH 1-1
横山 7ゥ→PR 0-0
岩田 8ォ→9 0-0
柴田 3-0
住吉 6ォ→8 1-1
竹内 8→1 3-0
日野 4-1
大橋潤 DH 2-0
青木 6ォ→4 2-1
澤田 4-1
黍野 2-1
8 長江 4→7 3-1
樹神 2-1
川崎 9ォ→2 0-0


       
二塁打 三塁打 本塁打


 
名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
青木 5,2/3
竹内 3,1/3
 秋季リーグ戦 9月28日 大同元浜G


 
1 2 3 4 5 6 7 8 9
淑徳大 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
名工大 0 03 0 0 1 0 0 × 4

戦評:柴田 卓実

 
秋季リーグ終盤の第7戦、現役として迎える試合も終わりを迎えようとしています。
今の4年生は毎回楽しみにしていた選評をもう書くこともないのかなと思うと、自販機の前にて、じゃんけんで漢気を見せたところまでは良かったけれど、帰り道のコンビニで残高不足により、買うものを減らした時の気持ち、それとも、試合で自分のところに打球が飛んできた時に聞こえるベンチからの悲鳴に似たざわつきや、周りの野手からのいつも以上の落下点位置の指示が聞こえたときの気持ち、もしくは、書いてるときはおもしろいと思って書いてるが、後から読み返すと、自虐ネタばっかだったり、狙いすぎてて滑りまくってる選評だったと実感したときに似た、寂しいような切ないような気持ちでいっぱいですね。
選評ってめんどくさかったりしますけど、自分がどんなことを考えてたり、表現をしたりするのかが試せる機会なので、後輩達、力作期待してます。
さて、書くのが最後ということで出だしから長くなりましたが、しっかりと試合を振り返ります。
相手はここまで全勝の淑徳大学。
決定戦に残るためにも絶対落とせない試合です。
名工大が後攻です。今日は、マネージャーの加藤が試合に来れないが、研究室の予定そっちのけで遠方より声援を送り、逐一試合をチェックしているはずなので、きっと大丈夫でしょう。
1回表
先発は青木(4年 松山南)です。4年目にもなり、何度も選評を書いてきた中でいじってきたせいか、ネタが尽き気味。後攻は、マウンドが真っさらであることから苦手意識があったものの、3者凡退。さすがは、発表直前に原稿を渡されても難なく研究室紹介をこなしてしまうだけの人間。
1回裏
ツーアウトから竹内がいい当たりを放つも相手の守備範囲となり三者凡退。
2回表
5番バッターにツーベースを打たれるが、無失点。しかし、どうやらベンチでは左投手が肩を作り始めたようです。登板なのでしょうか?
2回裏
4番日野が狙い球を絞り変化球を打ちに行くも、バット届かず空振り三振。これは相手バッテリーの狙い通りだったのかも。
3回表
ヒットと盗塁でランナー2塁のピンチ。そこにすかさず、黍野の絶妙な動きでセカンドランナーを牽制アウトに。黍野の相手の裏をつく動きは、本当にセンスを感じる。
そんなこともあって、この回も無失点。
おっと、先ほどの左投手は山下だった模様。緩急を覚え始めてはいるが、ピッチング練習に緩急をつけるのは苦手らしく、ガンガン肩を作り、燃えたぎってます。
3回裏
守備でいい動きを見せた黍野のライト前、長江の連続ヒット、樹神のバントによりチャンスを広げ、松平のタイムリーにより名工大先制で2-0。
日野のタイムリーもあり、この回で3-0にする。
4回表
ツーアウト2,3塁のピンチを作り、打球はレフト。平凡なレフトフライではあったが、レフトがレフトなため、センター竹内、ショート黍野の手厚いフォローもあり、たぶん危なげなくキャッチ。 プルペンは少し落ち着いてきたかな。
4回裏
追加点を取りたかったが、リーグ戦中この試合までに10個のフォアボールを選んでいた澤田であったが、今日の澤田にはフォアボールの気配はなく、三者凡退。
5回表
事件はここで起きました。ライナー性で飛んだ打球はレフトへ。レフトはなかなかグローブを出しません。ベンチや野手陣は不安に思ったことでしょう。思っていたよりも打球が伸びなかったことと、少し見にくかったこともあり、レフトはグローブで捕球することを諦め、スライディングをしながら、体で受け止めました。これでワンナウトです。体に当たったので、ドッチボールでもアウトです。厳密には捕球したので、ドッチボールではセーフになりますが。 執念のプレーもあり、この回も無失点。
5回裏
9番樹神のこのリーグ初ヒットで、ランナーを出すも、チャンスを広げられず無得点。
6回表
ワンナウトから、ライトのエラー、ファーストのエラー、連打、二遊間の意思疎通のミスもあり、1点差に。
おい、松平。エラーがなんだ。捕れた打球だったと思って後悔してるかもしれないが、やってしまったものはしょうがない。幸いなことに、筆者とは違い、捕るのが当たり前と思われているだろうから、次回以降周りから何も心配はされないだろうから、思い切ってやろう。メンタル面で強くなれれば、もっといい選手になれると思います。
筆者は肝心なところ、練習での積み重ねがあったことにより、外野フライの度に注目を集める存在になりました。ある意味、注目の選手です。捕ると盛り上がるので、嬉しいですけど、なかなか情けないですね。
ツーアウトから、ピッチャーは竹内変わりました。ここまで、3-2です。
一方プルペンは再度加熱され、熱々です。いつでも投げれそうです。
6回裏
降板した青木がヒットを打ちます。さすがですね。今日の青木はなんだか力がみなぎってる感じがするけど、なぜだろう……?
エンドランも決まり、黍野のストライクだったら空振りしていたというスクイズも決まって、追加点。4-2。
7回表
無失点。
7回裏
代打大澤。独自のルーティンから振り抜いた打球はライト前へ。ナイスバッティング。代打で結果を残す大澤の姿は、何といえば良いのだろう。彼が歩んできた道のりは、浪人、返球イップス、硬めな体、2度の腰痛、留年の危機⁈、キャッチャーとしてレギュラーは取れなかったが、貪欲に野球に取り組んできたことを考えると、エモいです。
その後、住吉もヒットを放ち盗塁もする。ナイスバッティング、ナイススチール。バントの仕草が怪しくて、ちょっとパワーが足りてるか心配でしたが、大丈夫でした。彼は、完全に黒です。握手会に行ってました。
得点にはなりませんでした。我慢の展開が続きます。
8回表
フォアボールでピンチを作るも、無失点。
プルペンはどうやら、鎮火した模様ですね。
8回裏
無得点。
9回表
ランナーを出すが、伝家の宝刀二塁牽制もあり、無失点でゲームセット。
名工大、首の皮がつながりました。
明日も勝ちましょう!(この選評が上がる頃には結果は出てるかもしれませんが。)
チームとしては勝ちましたが、それも出ている選手達の力だけではなく、ベンチの選手の力があったからこそだと思います。今年の名工は、外野手を中心に競争が激しかったと感じています。今出れてない人は、おもしろくないと思うけど、ダメだったのなら、次頑張ればいい。そういう姿勢が結果につながると思ってます。諦めたら、中途半端な人間のまま終わっちゃいますよ。僕達野球部は、野球を通じて色々な経験をしてきました。その経験はこれからも増えていくだろうし、特に新チームになったときの上級生ですが、自分だけでなく、後輩やマネージャー達にもいろいろな経験をさせてあげてください。「球道即人生」という言葉があるのだから、きっとたくさんあるはずです。


最後になりますが、長いですけどもう少しだけ。
高校野球とは違った4年間の大学野球を通じて
の僕がした経験は、かけがえのないものです。
思い出なのは、楽しいことだけではなかったし、
いい選手になれたわけでもないけれど、試合に
出て自分らしくやれるために、野球に多くの時間
を費やしたことは、とても良かったと思います。
あまりチームに貢献できたわけではないし、振
り返ると、折れたバットと数々の外野でのエラー
が頭をよぎるけど、最後まで自分がやれたのは、
ともに戦った名工大のメンバーのおかげです。
うまくまとまらないので、締めの一言は縦読みで