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名前 守備 安打 打点
黍野 5-1
澤田 3-0
竹内 3-2
日野 4-2
日下部 DH 4-2
長江 4-1
柴田 4-1
岩田 7ゥ→7 0-0
8 川崎 2-0
大橋潤 5ォ→PH 1-0
大澤 5ゥ→2 1-0
野澤 3-1


       
二塁打 三塁打 本塁打


 
名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
松田 5,2/3
大橋保
青木 1,1/3
 春季リーグ戦 4月13日 大同元浜G


 
1 2 3 4 5 6 7 8 9
名工大 0 0 3 1 2 1 0 1 8
南山大 0 00 0 0 0 1 0 1

戦評:柴田 卓実

  冬の練習を経て、やっと迎えた春。鶴舞公園の桜の開花宣言はすでにされていて、少し緑色が見え始めているが、名工大の今シーズンの開花宣言ができるかどうかを占うための重要な試合。相手は南山大学。

名工大の先攻で、13時5分プレイボール。

1回表、先頭の黍野が相手のエラーで出塁し、四球が続き2アウト満塁を作るも、無得点。

1回裏、名工大の先発は、新3年松田。公式戦の先発は初めてであった。落ち着いて2つアウトを取った後、少し乱れたが無失点。

2回表、3者凡退。正捕手を狙う新2年川崎は、三振。

2回裏、先頭をヒットで出すも、1-6-3のダブルプレーを取り、相手に流れを寄せ付けない。

3回表、ここで試合が動く。1アウトから、四球やヒットでランナーを出し、新2年長江のタイムリーなどで3点先制。

3回裏、ベンチから声が聞こえる。大橋:「点とった後の回が大事だからな!」それに応えるように3人で抑える松田。

4回表、先頭の川崎が2つ目の三振。四球で出塁した野澤がワイルドピッチでホームインして追加点。

4回裏、この回も彼はこう言った。「点とった後の回が大事だからな!」それに応えるように抑える松田。見守る日下部。

5回表、ここで日下部が動く。今日の日下部は、5番DHである。(指名打者(しめいだしゃ、英: designated hitter)とは、米国メジャーリーグの公式ルールや日本の公認野球規則(5.11)などにもとづき、野球の試合において攻撃時に投手に代わって打席に立つ、攻撃専門の選手のことをいう。参照:Wikipedia)

その役割に担う働きで、ヒットを打ちチャンスをつくる。犠打や、バントヒットも絡んで追加点。

5回裏、大橋からの声掛けに対し、もうわかったよと言わんばかりの落ち着きで2アウトを取るも、ヒットとキャッチャーのエラーもあり、2アウト3塁のピンチを作られる。「エラーで1点」の声かけのある中、松田はこのピンチを0で抑えた。「味方のエラーをカバーしたかった。」と、投げ終えた松田が言っていたのを聞いて、とても頼もしく思えた。

6回表、竹内の2本目の内野安打、日下部のタイムリーで追加点。

6回裏、左バッターを迎えたところで、大橋にリリーフ。相手を圧倒し、空振り三振で3アウト。

7回表、3者凡退。

7回裏、1点失いコールドならず。

8回表、日野のタイムリーでダメ押しの1点。

8回裏、0点で抑えて、ゲームセット。15時25分。

鬼門の初戦を勝利で飾ることができた。名工大の開花宣言はできた。守りも固く、守備の安定感があるのがとてもいいことだと思う。結果が出てるもの、出ていないものがいるが、約1ヶ月のリーグ戦期間、チームとして戦っていきたい。新学年になり、1年生も入っていて、新しいチームが作り上げられていく。新1年生は、チームに新たな風を吹かせる。新2年生は後輩に姿で。新3年生はチームの主力として。新4年生はラスシーズンを。桜はもう散ってしまうが、名工大野球部の春はこれから。散ることのないようにどんどん咲かしていこう!