6月3日2戦目

愛教大G

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
愛教大	0	0	1	7	1	0	0	0	1	10
名工大	0	1	0	3	0	0	0	0	0	4

戦評:中村　義輝

　 試合開始　13：05

◎1回表　　　0-0

　名工大の先発は2年・日野。本職は内野であるが、チームの投手不足解消に向けて投手にも挑戦している。その日野は先頭打者にいきなりヒットを許すも、その後は普段とはまるで別人のような球威・制球力を見せつけ、見事立ち上がりを無失点に抑える。

◎1回ウラ　　0-0

　後攻の名工大は、相手のエラーと四球により2死1.2塁のチャンスを作るも、後続が倒れ無得点。

◎2回表　　　0-0

　ヒットとバントにより、1死2塁のピンチを迎える。続く打者は右フライを放ち、2塁ランナーはタッチアップを敢行。ここでライトを守る1年・岩田が3塁へ好送球。見事進塁を阻止し、先発の日野を後押しする。

◎2回ウラ　　0-0

　流れに乗りたい名工大は、ヒットと相手のエラーで2死2.3塁のチャンス。ここで1番長江（1年）がレフト前タイムリーヒットを放ち、先制点を挙げる。

◎3回表　　　1-0

　ヒットと四球などで、1死1.3塁のピンチとされると、続く打者に犠牲フライを許し、すぐさま同点に追いつかれる。

◎4回表　　　1-1

　この回から2年・山下が登板。左肩の故障のため長らく野手に専念し、ついに迎えた初登板であったが、相手打線に7安打を許し一挙7失点。この回途中でマウンドを降りた山下にとっては、苦い投手デビュー戦となった。

◎4回ウラ　　1-8

　反撃したい名工大は、無死2.3塁のチャンスから二つの内野ゴロで2点を返す。さらに続く1番長江が、左中間に大学初となるホームランを放ち、4点差まで追い上げる。

◎5回表　　　4-8

　この回から2年・辻が登板。こちらも本職は野手であるが、本人の強い希望により、大学初登板の機会を得た。その辻は、相手のスクイズにより1点を失うも、予想以上の安定した投球を披露し、最少失点で切り抜ける。

◎6回表　　　4-9

　この回から2年・大橋が登板。他の投手に負けじと、普段通りの安定した投球を見せ、相手打線に追加点を許さない。

◎9回ウラ　　4-10

　1点を追加され迎えた最終回。何とか反撃したい名工大であったが、相手先発投手を前にあえなく三者凡退。ゲームセット。