順 | 名前 | 守備 | 安打 | 打点 |
1 | 竹内 | 8 | 5-2 | 0 |
2 | 本田 | 5 | 3-0 | 0 |
3 | 池田 | 9 | 2-1 | 0 |
4 | 日野 | 3 | 3-0 | 0 |
5 | 日下部 | DH | 2-0 | 0 |
豊森 | 8ゥ→PH | 1-0 | 0 | |
6 | 柴田 | 7 | 2-0 | 0 |
住吉 | 8ォ→9 | 0 | 0 | |
辻 | 9ゥ→PH | 1-0 | 0 | |
7 | 澤田 | 6 | 3-0 | 0 |
8 | 大塚 | 2 | 4-0 | 0 |
9 | 野澤 | 4 | 2-0 | 0 |
黍野 | 7ォ→4 | 1-0 | 0 |
二塁打 | 三塁打 | 本塁打 |
名前 | 回数 | 被安 | 四死 | 奪三 | 失点 | 自責 |
青木 | 7 | 3 | 3 | 5 | 2 | 2 |
大橋保 | 2/3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 |
長江 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
秋季リーグ戦 10月13日 | 大同大学G |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
名大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 |
名工大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
戦評:柴田 卓実
秋季リーグ最終戦。勝てばリーグ優勝への望みがつながる名大戦。
両チーム、エースを先発させ大事な一戦が始まった。名工大はもちろん、エース青木孝洸(22歳)が先発。序盤から両チームランナーを出すも、得点にならず、好ゲームの予感。しかし、先に点を取りたい名工大であったが、5回表にツーアウトから、ヒットと長打で、先制を許す。5回終了で、1-0。
その後も名工大もランナーは出すものの、なかなか得点にならず、8回の表に名大に追加点を取られる。その裏、満塁のチャンスを作り、一打同点であったが、凡退し無得点。8回終了で、2-0。点が取れなかった流れからか、9回に名大に追加点を許してしまう。9回表までで、4-0。9回裏、ツーアウト満塁のチャンスを作るが、またしても得点ならず、試合終了。4-0。この結果により、名工大は秋季リーグ5勝3敗となった。
1年間、このチームのキャプテンをやってみたが、まずはこんなキャプテンを支えてくださって、チームのみんなに感謝している。終わってみて思うのは、リーグ優勝争いに喰いこめていた分、プレーオフや入れ替え戦に挑戦できず短く終わってしまったこの秋(去年よりも雨天順延も少なかったのもあるが。笑)が、とても悔しい。春のリーグは、新チームが始まったばかりでもあるため、目まぐるしく過ぎていったイメージではあった。しかし秋は、春リーグ、新人戦、東国体等を経て、チームとしてたくさん積み重ねてきた上でもあったので、この結果は悔しい。リーグ戦を重ねていくうちに、だんだんといいチームになってきたのかなと感じており、キャプテンとしてもやりやすく感じた。たくさん応援をしていただき、力もらっているからこの秋も戦えた。応援してくださった方々、ありがとうございます。この場を借りて言わせていただきます。
さて、技術のことや戦術に関する反省は、今後練習をしながら積み重ねていくことだと思うので、それ以外のことについて、僕なりの考えをまとめておきたい。2部へ昇格するために。
まず、力のあるチームが必ずしも勝てるわけではない。じゃあ、勝ちだけにこだわれば強くなれるのか。それも違うと思う。どんなにトレーニングをしたり、ノックを受けたとしても、それだけでは足りない。じゃあ、何が必要なのか。この選評を見ている人によって感じることは違うと思うが、僕は「野球をやる環境づくり」にどれだけ取り組めているかだと思う。野球の練習は、1人では何もできない。守備練習にしても、試合前ノックにしてもノックを打ってくださる、監督、部長、先輩方がいてこそ、受け手は、自らのスキルアップに取り組める。そのような支えがあって初めて野球ができるので、相手に対する敬意や誠意を忘れてはならない。決して、仲のいいだけの集団を作れということではない。いろいろな衝突だってあるべきだと思う。ただ、同じグラウンドに集まって練習をしている意味をよく考えて、自分とその周りの人間を成長させるべく、やるべきことはたくさんあると思う。
次に、グラウンドについて。今、練習をすることができているのもグラウンドがあるおかげであるが、その整備はしっかりとやれているのだろうか。グラウンドを滑らかにする、草むしり、ボールの管理など、どれを取ってもかけてはならない。試合中もそうである。試合前ノック後や、5回終了時にグラウンド整備をしてもらえる。その時に「ありがとうございました。」と言っている。これらのことが形だけになってしまっているのではないか。自分を含めて、もう一度考え直したい。急にグラウンドやボールが使えなくなったら困るのは自分たちだということを考えると、考え直すのは当たり前だと思う。
この選評を、3部リーグの1位決定戦を見ながら考えていたわけであるが、この試合に参加できなかった思いが強かったので、つい長くなってしまった。まだまだ書き足りないことがあったりもするが、キャプテンのときもそうではあったが、何が言いたいのか伝わらなくなってしまうのがいつものことなので、そろそろ終わりにしようと思う。
今日は、2部リーグの最下位決定戦も見に行ってきたが、こんな場面を見た。それは、上のレベルの、すごいバッティングや上手な守備ではなく、何気ないプレーであったが、とても大きなプレーに感じた。それは、攻撃チームがスリーアウト交代になった場面でバットが置きっ放しになってたところ、守備チームのキャッチャーが気づき、攻撃チームのベンチの方まで置きに行ってからベンチに戻っていた。同じことを真似してほしいから紹介してるわけではなく、上のリーグのチームの人としての大きさや余裕を感じたので、紹介した。自分たちにももっとできることがあるはずだ、と。
今回の選評がこんな感じになったのもそのためである。チームにとって必要と思うことはどんどん取り入れて、いい一年にしたい。ペナントレースでも、1位のチームが全勝するわけではない。考え方や取り組み方、組織力などの総合値で勝負をするから、勝敗が分かれる。それが野球のおもしろさである。名工大野球部はまだまだ強くなれる。2部昇格という1ページを刻もう。
最後に四年生のみなさん。しれっとした形での引退となってしまいましたが、お疲れ様でした。同じグラウンドで野球ができたことはとても大きな財産です。結果次第でまだ試合がある状態だったため、チーム全員での胴上げができていないので、お望みであれば、グラウンドの方で胴上げさせていただきますので、是非お越しください。笑 冗談はさておき、本当にありがとうございました!!