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名前 守備 安打 打点
本田 4-0
大崎 4-0
池田 4-2
足利 4-1
熊田 4-0
澤田 4-1
岡部 4-1
田尻 DH 4-0
中村 1-0


名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
吉田
本田
 3月8日 森林公園


1 2 3 4 5 6 7 8 9
滋賀県立大
名工大

戦評:中村 義輝

  寒さも和らぎ、春の訪れを少しずつ感じる3月。いよいよ球春到来のシーズンがやってきた。待ちに待った2016年の初陣、相手は滋賀県立大学。冬の厳しい練習の成果を発揮すべく、選手にも気合が入る。

試合開始 9:00
◎1回表  0-0
 名工大の先発は、新2年・吉田。初回から持ち前の速球を披露し、わずか9球で三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。
◎1回ウラ 0‐0
 後攻となった名工大は、相手の失策とヒットで1死1.3塁のチャンスを作るも、4番足利、5番熊田がともに倒れ、先制点は奪えず。
◎3回表  0‐0
 2本のヒットなどにより、1死1.3塁のピンチ。ここで相手はセーフティースクイズを敢行。しかしここは吉田の好フィールディングにより、本塁タッチアウト。なおも2死1.2塁で、続く打者を三振に切って取り、序盤のピンチを0点でしのぐ。
◎4回ウラ 0‐0
 何とか先制点をあげたいものの、打線は2回以降、相手先発投手の打たせて取る投球の前に、走者を出すことができず、この回も三者凡退に打ち取られる。
◎5回表  0‐0
 好投を続ける吉田であったが、1死から4本の長短打を集められ、3点を失う。吉田はこの回で降板。今シーズンの初登板は5回3失点とまずまずの内容となった。
◎5回ウラ 0-3
 先制点を与えた直後の回、2つの四球で2死1.2塁と初回以来のチャンスを迎える。しかし1番本田が遊ゴロに倒れ、反撃の糸口がつかめないまま前半戦を終える。
◎6回表  0-3
 この回から、主将である新3年・大森が登板。先頭を四球で歩かせ、続く打者の打球はセカンドへ。ここで二塁手・中村が後逸、無死2.3塁とピンチが広がる。その後、後続を打ち取り、2死1.3塁までこぎつけるが、続く打者にレフト前タイムリーヒットを許し、追加点を奪われる。
◎8回ウラ 0-4
 ここまで散発の3安打に抑えられていた打線はこの回、四球と暴投で2死2塁のチャンスを迎え、打席には3番池田。センターにはじき返すタイムリーヒットを放ち、ようやく1点を返す。
◎9回表  1-4
 2本のヒットを許し、1死2.3塁のピンチ。しかし大森は続く相手の3番・4番を打ち取り、見事無失点で切り抜け、最終回の攻撃に望みをつなぐ。
◎9回ウラ 1-4
 1死から6番澤田がヒットで出塁するも、後続があえなく凡退し、反撃ならず。試合終了。

 今シーズンの初戦ということもあり、選手には若干固さも見られたが、決して守備や投球で大崩れすることはなかった。一方で、攻撃に関しては、序盤から同じ内容の凡打が多く、チームとして工夫して相手投手を攻略することができなかった。試合はフリー打撃とは異なる。打席の中で自分のスイングをすることはもちろんだが、それに加えて、狙う球種やコース、打つべき方向や弾道など、チームとして徹底しなければならないこともある。リーグ戦開幕まであと1か月。冬に鍛えた個の力を、少しずつチームの力に変えていこう。