戦評:亀山　健吾

　　昨日名市大との初戦に敗れ、１勝１敗で迎えた名市大との２戦目。連敗は避けたい試合で名工大の先発はリーグ戦久しぶりの登板である中村自があがる。（先攻名工大）
◎１回表　３者凡退
◎１回ウラ　四死球3つでピンチを迎えるも無得点に抑える。
◎２回表　３者凡退
◎２回ウラ　1死２塁となるも難なく後続を抑え得点を与えない。
◎３回表　３者凡退
◎３回ウラ　先頭出すも１年捕手澤田の好判断で盗塁を刺し、ここも無得点に抑える。
◎４回表　ここまでパーフェクトに抑えられて迎えた２巡目。先頭飯吉がレフト前に安打を放ちチーム初ヒットが出る。先制点がほしいところでエンドランを仕掛けるも投手ゴロでダブルプレーとなってしまう。
◎４回ウラ　内野安打盗塁と警戒していた機動力から１死３塁となりタイムリーを浴びる。その後もピンチを迎えるも中村自が踏ん張りこの回を最少失点に抑える。この回で好投中村自はマウンドを降りる。
◎５回表　３者凡退。ここまで相手投手の球数は４６球、前半を１安打に抑えられる。
◎５回ウラ　この回からマウンドに１年生の吉田があがる。四球を出すものの勢いのある真っすぐで押し無得点に抑える。
◎６回表　そろそろ反撃したい名工大は先頭岡部が相手エラーで出塁、澤田がきっちり送りバントを決めチャンスを迎える。ここで亀山がレフト前に運び、岡部の好スライディングで同点に追いつく。しかし後続は倒れ、逆転とはならない。
◎６回ウラ　１死からレフトへホームランを打たれすぐに勝ち越されてしまう。
◎７回表 この回も相手エラーで先頭を出すもののライナーゲッツーで結局３人で攻撃を終える。
◎７回ウラ　四球安打でピンチになるが２奪三振で追加点を与えない。
◎８回表　今日スタメンの１年智弁和歌山高校出身の田尻がヒットを打ち出塁する。ここで走塁のスペシャリスト？である谷田が代走起用される。谷田のリードに動揺したのか、谷田の顔に動揺したのか牽制が逸れ労せず２塁に到達する。さらに７番岡部がヒットを放ち、その後盗塁で無死２,３塁の逆転のチャンスを迎える。つづく８番澤田の打球はレフトへのフライ、３塁走者谷田が思い切ってタッチアップするも落ち着いた中継プレーに刺されて同点とはならず２死２塁となってしまう。なんとか追いつきたいとこだが亀山は初球を打ち凡退。チャンスを作りながら得点がとれない。
◎８回ウラ　この回も２奪三振で吉田が３人で抑え最終回に望みをつなぐ。
◎９回表　１死から２番水谷３番池田の１年生２人が連打で１死２,３塁のチャンスを作る。むかえるは４番主将熊田、粘って８球目冷静に四球を選び１死満塁となる。しかし後続が倒れこのまま１－２でゲームセット。
　守備面では内野安打を３本許すなど取れたアウトがいくつかあり前に攻める意識をもたないといけない。投手はそれぞれ最少失点に抑えよく踏ん張っていた。攻撃面では相手投手の球数を多くしたり、リズムを崩すような工夫が必要であった。これで成績は１勝２敗。まだ優勝の可能性は残しており、負けられない戦いが続く。そろそろ夏休みも終え練習時間は短くなっていくが、それぞれの課題に取り組み調子をあげていきたい。