戦評:宮腰 晃輔
葉桜が目立ち始め、すっきりしない曇り空、そんなおおよそ春らしからぬ今日。対名古屋
外国語大学第2戦目が始まりました。
[2回] 1死走者なしから四球で出塁した熊田。1死1塁から山口が2球目をレフトへもっ
ていき、熊田が送球の間に生還し、名工大が先制点を挙げる。山口の当たりは2塁打とな
った。
[4回] またも1死走者なしから、今度は左中間へ抜けるあたりを放ち激走した熊田は2塁
へ。1死2塁で迎えた打者は今日もノリノリの山口。カウント1ボール2ストライクから
粘って迎えた8球目、ショートへ鋭い当たりを放つ。ショートのグラブを弾き転々とボー
ルが転がる間に熊田が生還。2度目のホームを踏む。山口は3塁まで進んだ。下位打線で
は捕手の後逸や四球があり、1点を追加し、2死1,3塁。まだまだ点の欲しいところで
1番主将加納が初球を振りぬきライト前へ。この回3点を獲り4点差とする。
[5回] 整備前最後の回。0に抑えたいところだったが、8番打者への四球から得点圏へ走
者を置き1番打者への初球、甘く入った高めの直球を右翼線際に落とされ、1点を失う。
流れを掴みきれない。
6回以降打線は沈黙し、追加点はなし。7回途中で先発の宮腰が力尽き、右翼手の飯吉が
マウンドへ。DHは消滅し、井田さんの今日のお仕事はおしまい。投手の宮腰がライトへ。
7回のピンチを切り抜けた飯吉はその後の8,9回もテンポよく抑えた。(ありがとうござ
います)
1戦目をコールドでモノにした翌日、接戦で勝利を掴むことができました。今日の面子
で勝てたのはとても大きいですね。打線が思わぬところで繋がり、4点取ることができま
した。ただ、上位打線が機能しなかったことが課題でしょう。上位でうまくチャンスを作
ることができればもう少し楽な展開にできたでしょう。
投げていて誰が声をかけてくれているかはよくわかります。外野の声でも聞こえていま
す。ベンチの声ももちろん聞こえています。(しんどいときは聞いていない時もあります
笑)いちいちすべてに反応しませんが、色々思いながら聞いています。周りが楽しんでい
るときの空気感が一番投げやすいです。そういうときはエラーも少ないですし、エラーが
出ても深刻になりにくいと思います。難しいかもしれませんが自分たちが守りやすい雰囲
気を自分たちで作っていきましょう。そのためにも少しでも守りやすい投球を心掛けよう
と思います。
幸先よく2連勝できました!!この先より強いチームともあたるでしょうが、1戦1戦
着実に勝っていきましょう。