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名前 守備 安打 打点
加納
3ォ→6
3-1
浮田 2-1
飯吉 3-1
吉田和 3-1
熊田 2-0
山口 2-0
宮腰
3ォ→2
2-1
桑山 1-0
中村
3ォ→1
2-0


名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
宮腰 12 12
中村
 6月9日 中京大学G


1 2 3 4 5
名産大 11 18
名工大

戦評: 山口  佳起

 前日二部リーグの名古屋経済大に逆転勝ちし、同じく二部リーグの名古屋産業大との新人戦二回戦。後攻の名工大は宮腰が初先発。  

 初回、俊足の先頭打者に内安打を許し、二番が送りバント、三番をセカンドゴロに打ち取り2アウト。四番にライト前に運ばれ一点を失ったが、五番をショートゴロに打ち取り何とか一失点で切り抜けた。  その裏、一番加納が内安打、二番浮田がバントを決めたが、三番飯吉・四番吉田がうちとられて得点できず。  

 二回表、六番の大きなレフトフライをレフトの山口が目測を誤り、先頭を二塁まで進めてしまう。その後も七番に四球、八番にレフト前、九番にバントでアウトを一つもらったが、一番・二番に連打を許し、この回四失点。  二回裏、五番熊田がライトに痛烈な打球を放つも正面。六番山口が三振。七番宮腰がレフト前ヒットで出塁したが、八番桑山がセカンドフライに打ち取られる。  

 三回表、先頭の五番を四球で出した後、ついに宮腰が捕まり、内安打を含む六連打でマウンドを降りる。そして一回戦で完投したエース・リベロ中村が登板。しかし名産大打線の勢いは止まらず、二失策・四安打でこの回一挙11失点!その後、七番のショートゴロを二塁でフォースアウト、ライト前ヒットで塁に出た八番を牽制でうまく刺し、センター前で塁に出た九番が飛び出したのを見逃さず狭殺でなんとかこの回を終える。  三回裏、ここでなんとか一点が欲しい名工大だったが、九番リベロがサードゴロ、一番加納がピッチャーゴロ、二番浮田もショートゴロに倒れ、三者凡退で終わる。  

 四回表、一番をライトフライ、二番をショートゴロに打ち取り、三番にデッドボールを与えるが、四番をショートゴロに打ち取る。  四回裏、相手投手が右のアンダースローに替わる。先頭の三番飯吉がライトフライに打ち取られた後、四番吉田のショートへの内安打、五番熊田のボテボテのゴロをキャッチャーがエラーして1・2塁のチャンスを作るが、六番山口が三振、七番宮腰がピッチャーゴロに倒れチャンスを活かせない。  

 五回表、五番にレフト線へのツーベースで出塁され、六番のショートゴロをファンブルして0アウト1・2塁。七番を三振、八番を二塁フォースアウトに打ち取り2アウト。そして、ここからショートエラー、ライト前、フォアボールで満塁とするも、三番をファーストゴロに打ち取ってピンチを脱する。  五回裏、8点以上取らないとコールド負けが決まるこの回、八番桑山が慎重にボールを選んでノーアウトのランナーを出すが、続く九番リベロ、一番加納が連続三振で完封の危機を迎える。しかし、二番浮田の打席でピンチを察した1塁ランナー桑山が敵と味方の隙をついたディレードスチールで2塁をおとしいれ、チャンスを作る。そして二番浮田がファーストへの内安打でつなぎ、三番飯吉のピッチャー返しを相手投手が捕球できず、ついに一点を返した。しかし、四番吉田がセカンドゴロに倒れて、18-1の五回コールドで試合終了。  

 新人戦は、苦い終わり方をしてしまいましたが、一・二年生には、個々、チームそれぞれの課題がよく見えてきた二試合だったと思うし、二部リーグのレベルを見て、目標も明確になったので、これからの練習にそれぞれが活かしていけるようにしたい。