戦評:市川 尚澄
愛教大戦第2戦、すでに1勝している名工大はチームで唯一白星をあげている森谷を先発に勝負をかける。しかし一回表、フォアボールやデットボールなどでいきなり1アウト満塁になると内野のミスで1点を失ってしまう。すぐに返したいところだが裏の攻撃はあえなく3人で終わってしまう。二回表もピンチをまねくがなんとか0点で抑える。その裏、6番谷村のツーベースでチャンスをつくと、7番茅野がみごとなセンター前を打ち1点返す。四回表、キャッチャー瀬戸口の盗塁阻止などでこの試合初めて3人で終わらせる。その裏、6番谷村と7番茅野の連続ヒットでツーアウト1,2塁のチャンスをつくる。ここで8番市川が2点タイムリーツーベース?(スリーベースだと思ったんだけどなぁ・・・)で逆転する。五回表、2番にスリーベースを打たれると内野ゴロの間に1点を返される。七回表まであまり動きがなく、その裏、2番森谷が出塁すると、代打本多のタイムリーツーベースで1点を返し、さらに4番永尾がセンター前。1アウトランナー1,3塁のチャンス・・・しかし1塁ランナー永尾が小学生でも引っかからないような牽制でアウト!!このまま追加点は入らず。八回表先頭にポテンヒットを打たれ、嫌な雰囲気になると連打で2点を返され同点になってしまう。この後九回までお互い点が入らずまさかの延長戦。名工大は毎回のようにランナーを三塁におかれるが森谷がなんとか抑える。お互い点が入らないまま十二回裏、1アウトから3番本多がデットボールをもらい、ここで4番永尾!しかし、バントをファールにしてしまう。これはダメかと思っていると、ここから永尾が執念のねばりでフォアボールを選ぶ。続く5番田口がレフト前ヒット!しかもこれがレフトの前で跳ねさよなら!結果は4−5で勝利!!接戦をものにしたことはチームにとってプラスのことになっただろう。また178球投げた森谷を褒めてあげたい。しかし、バントミスなどが目立っていたので練習でしっかりできるようにしておこう!後かっこ悪い牽制アウトはしないように。この勢いのまま次の試合も勝てるよう頑張ろう!!