戦評: 西本 昴平
なんか俺の選評率高くねーかと思っているにしもんです。前日の試合をまさかのエースもりやさまで落とし、もう
後がなくなってしまった秋リーグ最終カードVS愛教大戦。このカードで引退が決まってしまう四年生の方々のため
になんとしても落としたくないこの一戦であったが、平日の人員不足、天気は曇り、かつ強風というあまり思わし
くないコンディションのまま試合が始まる。本日名工は後攻。サードが遠いです。相手の先発は、試合前やまにい
が「杉内みたいなやつ」といっていた陶山、背番号19。初回からがっつんがっつん行きたい名工は1番:電柱
2番:ちゃんけん 3番:わたくし といった(笑)の攻撃陣で挑むものの相手の幻惑投球の前に、初球をひっか
けたり、打ち上げたり、三振したりしてあっさりと攻撃を終えてしまう。対するこちらの先発はちゃらんぽらん茅
野。さらにはキャッチャーにお残し君吉田という一年バッテリーで相手の裏をかく作戦に出た。期待通りに必殺パ
ームを駆使しながら三振の山を築く。(1回だけ)そんなけなげにがんばるちゃらおのためになんとしても早いう
ちから先制しておきたい名工であったが、2回、3回ともにそれぞれ吉田、もっくんにヒットが出るものの、あと
が続かず、スコアボードに0をならべる。試合が動き出したのは4回裏名工のターン。まずは先頭のにしもんがフ
ォアボールを選びノーアウト1塁。この試合始めてのノーアウトのランナーだったが、続く狩野はサードファウル
フライに倒れてしまう。 しかーーーーしここで伏せカード「千種マジック」を発動!!!このカードが発動す
ると、そのターンだけ相手野手がエラーしやすくなるというデンジャラスなカードだ! これにより吉田、ノリ坊
主が相手のエラーにより連続出塁する。さあここでバッターは「人間凶器」ながおさん。さあもうここはとるしか
ない! せんせいするしかなーーーい。普段から練習で苦楽を共にしてきたわたくしはもう安心しきって結果をまっていた。
と、いうわけで… 結果は… フォアボール!! やったね永尾さん。いいなぁちゃっかり打点ついて。
ただその後は山にい、もっくんが倒れ追加点ならじ となってしまいました。この1点を大事にしたい名工であっ
たが、その直後の5回、チャラ野がデッドボールで出したランナーをスチールとワンヒットであっさり返され同点になってしまう。
ここからまた両校にとって苦しい時間帯が始まる。突き放したい名工であったが、5,6,7回はいずれも三者凡退に終わってしまう。
(ここでノリ坊は名工ナイン大爆笑のライトゴロを放っている。さすがすべらない男である。)勝負が決したのは8回裏名工の攻撃。1番から始ま
るということで、気合を入れなおして迎えた。まず先頭ホンダはいつもどおり凡退。続くチャンケンがサードに強い
ゴロを放ちあいてのエラーを誘い出塁。3番西本は先ほど狩野に「チャンスで回せやぼけ」と言われたのを思い出
し、バントでチャンスを広げる。そのチャンスをこの男どもが見逃すはずがない。狩野はショート内野安打で出塁
し、吉田はセカンド強襲の内野安打で、待望の勝ち越し点をもぎ取る。いえーいやったー。9回は、ヒットと糖類
で多少のピンチを招いたかやのであったが、そこはちゃらちゃらして乗り切る。げーーーーーーむせっと!
名工は3−1で見事愛教大に競り勝ちました。今日は人が足りず、吉田がキャッチャーをしたり、のりさんがショ
ートに戻ったりやまにいがデッドボールっぽいのを受けたりしましたが、その戦力の中でなんとかうまく勝てたの
で、良かったと思います。今日はみんなエラーもなかったし、一年バッテリーも非常に良い働きをしてくれました。
明日はとうとうリーグ戦最終戦です。4年生の方々もない時間を削ってきてくれます。みなさん絶対勝ちましょう。
そして明日の選評は森川さんがありがたい文を書いてくださると思うので皆さん楽しみにしておいてください。