戦評: 谷村　徳之

何と水曜日の試合となってしまった淑徳戦第３戦、名工部員は１４人・・・前日より少なくなっている。がしかし淑徳は３日間で１番多いのではないかというくらいの人数。どうしてそんなに人が来るのかと名工に文句を密かに言われていたことは言うまでもない。 そんな事は言い訳にできないもう負けられない状況の名工が先攻で試合開始。１番中山が絶妙なレフト前ヒットで出塁、２番谷村がバントで送るが続くぽっちゃり系二人が倒れチェンジ。その裏、棒、高柳ともに負傷のなか名工先発はイケメン東海。朝に自信がないと言っていたが、予言通り２点を取られて先制を許してしまう。高柳、小林の連続ヒットでチャンスを作り７番渡邉。ここはファーストフライに倒れてしまう。ここで名工ベンチ「ああ８，９番には期待できんわ。もうチェンジだ」と言い始める。それに奮起したのか、８番ガンジーが意地の内野安打（エラー）で出塁すると、９番巣守が会心の当たりのタイムリーを放つ。これで盛り上がった名工はバント、デットボールで再びチャンスを作り、４番森川が特大の３点タイムリーを放つ。（特大に関わらず１塁で転倒し単打になったことは内緒である。）２裏、エンジンがかかったのか東海は簡単に２死をとるが、続く打者の打球はセンターへしかしここで落球してしまう。これでリズムを崩したのか、ショートのエラーもからみ、２本のホームランを浴び５点を失い逆転を許してしまう。３、４回と名工打線は沈黙・・・（絶好調の巣守のみヒットを放つ）するが、東海が踏ん張り０が並ぶ。５回表谷村、森川、平野の怒涛の３連打でチャンスを作るが得点できずに抑えられてしまう。その裏、ますますイケメンになってきた・・・ますます調子の上がってきた東海はわずか７球で抑える。６回表上位３人が簡単に抑えられ嫌なムードが漂う。その裏、気が抜けたのか東海は、４本のヒットと２つのフォアボールでで２点を失う。この後名工は西本、細井、永尾を代打に送るが得点できず、相手の１番中根に２試合で４本目のホームランを浴びとどめをさされゲームセット。１０−５の大敗をしてしまった。 この試合は負けられない試合なのに、みんなの気が緩んでいたのが敗因だと思います。また東海さんはそれほど悪いピッチング内容ではなかったですが、バックが守り切れなっかったのもいけませんでした。しかし、依然として打撃の調子はいいのでこのまま調子を維持して最終の名大戦に挑みましょう。