戦評: 谷村 徳之
第1戦を本多の好投で奪い、一気にたたみ掛けたい学泉戦の第2戦は好天に恵まれ午後12時40分にプレボール。この日筆者は前日に先発があるかもと言われ期待と不安でいっぱいだった。しかしマウンドには2連投の本多、首脳陣はどうやらこの試合できめにかかったようだ。そんなこんなで本多の立ち上がりは、昨日の疲れもあってか学泉の1・2番に連打を浴びてしまう。しかし本多は続く3番を三振に打ち取り、続く4番もセカンドゴロ4−6−3のゲッツーかと思いきや!!ショートの谷村こと筆者の暴投、続く5番にフォアボールと2死満塁のピンチになるが・・・ここは本多が6番を三振に打ち取りピンチを切り抜ける。ピンチの後にはチャンスありとはよく言ったもので、その裏の名工の攻撃は、一番東海がフォアボールを選び、2番チャンケンが送りバント、これを学泉の投手がエラーし無死1・2塁となる。ここで三番高柳が意表を突くバントでまたもやエラーを誘い満塁のチャンスを作る。“ここで前日に決勝打を打った4番森川が打席に入る。ベンチのテンションが早くも最高潮に達し「テンパイ、テンパイ・・・・」の声が挙がる中、森川の放った打球はレフトへ高々と上がった。両ベンチに一瞬の沈黙が訪れた。そしてその白球はレフトポールへ・・・「カッン」と静寂の中にその音は響いた。先制の満塁ホームランだ。その瞬間、物凄い盛りあがり全員がベンチから身を乗り出した。”ってぐらい凄かったです。その後、簡単に2死となる平野がふくよかな身体を生かしてDBで出塁すると、続く細井が左中間へ痛烈なタイムリー2ベースを放ちこの回名工は一気に5点を奪う。2回表大量援護をもらった本多は本来の調子を取り戻し三者凡退に抑える。その裏先頭の絶好調東海がレフト前へ。しかし続くB・チャンケンがセカンドーライナーで東海が戻れずゲッツーを喰らってしまう。ここでチェンジかと思いきや頼れる3番高柳がレフト前へ。ここで相手のピッチャーが変わる。そして打席には、先ほど満塁ホームランを放った森川が、しかし少し気が抜けたのか見逃しの三振に取られる。3回表本多はヒットなどで2死1,2塁のピンチを招くが後打者を三振に打ち取る。その裏早く本多に楽をさせたい名工打線は、先頭の小林が痛烈なセンター前で出塁する。しかし続く本日嫌な予感しかしなった言う谷村が2球連続バントを失敗するも、ヒッティングに切り替え結果オーライのセンター前を放つ。そして相手のW.Pでノーアウト2・3塁のチャンスに。しかし7番平野がショートゴロに倒れる。以前チャンスのまま8番細井の第1球目で監督がスクイズのサイン。これを細井がしっかり決め追加点を奪う。さらに細井が盗塁を決め、9番田口の鮮やかなレフト前で点を奪うと、田口もすかさず盗塁を決める。1番東海が三振に倒れるも、2番渡辺がレフトーオーバーの2ベースでこの回一挙に9−0とする。4回表、大量点をもらって安心したのか本多は1死1・3塁のピンチを招く。しかし続く打者をセカンドゴロに打ち取り4−6−3のダブルプレーかと思いきやまたもやショート谷村の暴投で相手に得点を許す。これでリズムを乱したのか連打を浴びこの回4点を失う。・・・(本当に申し訳ない。)4回裏相手はこのチャンス生かそうとピッチャーをエース嶋津に変える。この嶋津に前日2得点抑えられている名工は何とか攻略しようとするが簡単に打ち取られてチェンジ。5回表本多は先ほどの回とはうって変わって三者凡退に打ち取る。5回裏名工はまたしても嶋津の前に簡単に打ち取られる。6回表クソショートがまたしてもミスをおかすも本多が踏ん張り0点に抑える。その裏名工は相変わらず手が出せず。7回表疲れの出始めた本多が連打を浴び1点を失うも、後打者を4−6−3のダブルプレーなどで打ち取りこの回を切り抜ける。その後名工は全く嶋津に歯が立たず(森川、田口の盗塁はあったが)点が取れなかったが、本多もクソショートのミスを物ともせずに抑えきり、最後に途中出場の中山の好プレーでしめてゲームセット。2連勝で勝ち点を物にする。反省:この試合一見打ってるように見えますが実は嶋津から全く点が取れていません。上のリーグを目指しいているのならば各々がより高い意識でこれから練習に励みましょう。また守備もショートを除けばだいぶ良くなってきています。また外野の守備はとても良く、他チームと比べても引けを取らなくなってきています。がしかし依然本多におんぶに抱っこにワッショイなのでも頑張りましょう。最後にリーグ戦も後半に差し掛かり、疲れもたまってきています。最近は怪我人が多いので気をつけましょう。また怪我をしている人は、焦らず今の自分にできることからしていきましょう。絶対に3部に行きましょう!!!!