戦評：高柳　亮太

３月２７日、天気は晴れ。「９５％なくなるよー。」というキャプテンの予想を覆し実現した岐阜大学とのOP戦は１２：００プレイボール。 一回表。名工大の先発は抜群の安定感をほこる新２年生の本多。しかし先頭をヒットで出すとワイルドピッチ、盗塁でランナーを三塁に進められると 岐阜大の２番にセンターに運ばれ１点を失う。しかし４回まで投げて取られたのはこの１点のみ。さすがですな。２回裏名工大は１アウトから５番 主将の森川が持ち前の威圧感でフォアボールをもらうと、６番DH、ボン、ボン、キュッのグラマラスボディ平野がライト方向にヒットを放ちチャンスを広げる。 ここでバッターは７番細井。当てにいっただけという打球はセカンドの横を鋭く抜けるタイムリーを放ち、相手のミスなども重なりこの回３点を取り逆転する。 ５回表。先発本多に代わりマジカルカーブとほんわかとした雰囲気が魅力のちゃんけんがマウンドに上がる。しかし、いきなり４四球出すとエラーやタイムリーなどで５失点。 ５回１アウトの場面でレフトから高柳が緊急リリーフするもタイムリーを打たれさらに１点を失う。なんとか点差を縮めたい名工大は１アウトから3番谷村がヒットで出ると、 好調５番森川がヒットで繋ぎ、ここで５回からファーストを守っている本多に打順が回ってくる。その２球目をしぶとくセンターに運び１点を返す。しかし、８回表。５回から マウンドに上がっているピッチャー高柳が岐阜打線に捕まる。１アウトからポンポン打たれ一気に４点失ってしまう。８回裏、名工大も意地で１点返すも反撃もここまで。１１−５で 敗北。今回リーグ戦最後の試合となりましたが、攻撃面では序盤、中盤、終盤にちゃんと点が取れていたのが良かったと思います。ただ、三者凡退の回が多かったのが気になりました。 守備面では、先発の本多はテンポよく投げてくれるおかげで守備のリズムができて非常にいい感じだったと思います。自分も含めて他のピッチャーも試合を作れるピッチングができるように 努力していきましょう。いよいよ春のリーグ戦が始まりますが、まだまだ成長できると思うのでたくさん練習して３部昇格を目指しましょう!