9月21日

大同大G

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
南山大	０	０	５	１	２	０	０	１	０	９
名工大	０	０	１	１	１	０	０	０	０	３

秋季リーグ戦　戦評：東海　勇志

勝ち点を取るために負けられない南山大との第３戦目。学校が始まっている南山だが１・２戦目と変わらない先発メンバー。一方監督伊藤宏を欠くまだまだ夏休み中の名工大。大同大グラウンド特有の強い浜風が吹く中１２：００にプレイボール。 守備に就く名工のピッチャーは１戦目に惜しくも２勝目を挙げられなかった高柳。１番高塚に初球をセンター前にはじかれると盗塁、バントでいきなり１アウト３塁のピンチを招く。しかしサード西川の好プレーもあり０点に抑える。その裏、守備のリズムに乗りたい名工の攻撃。しかし初戦好リリーフをみせた渡邉の前に三者凡退。 ２回の南山の攻撃を３人できると、その裏の攻撃で先頭の中塚がヒットで出塁するが後続が続かず無得点に終わる。 ３回表８番近藤をフォアボールで歩かせるとミスや長打もあり、一気に５点を失う。その裏、先頭森川がデッドボールで出塁すると続く東海がショートのエラーでノーアウト１・３塁になり、１番中山のサードゴロで１アウト２・３塁のチャンスを迎える。１ストライクからの２球目。深田がスクイズを決め１点を返す。しかし、２塁ランナーの東海がホームを狙うがタッチアウト。 １点を返した後０点に抑えたい名工だったが、先頭をデッドボールで出塁させると１番高塚のタイムリーで１点を奪われる。その裏、先頭の小林がフォアボールを選ぶと５番峻也６番西川の連続ヒットで１アウト満塁のチャンスを作る。続く７番高柳のファーストゴロの間に１点を返す。 今度こそ抑えたい５回表の南山の攻撃。先頭の３番服部にセンター前に打たれると４番土谷がバントをする。これをピッチャー高柳が１塁へ悪送球。これで１塁ランナーがホームに返る。バッターランナーも一気に３塁まで進み、５番西山のヒットでこの回２点を奪われる。このままはなされるわけにはいかない名工の攻撃。先頭の東海がセンター前にはじくとセンターが後逸し、ノーアウト３塁のチャンスを迎える。続く中山もセンター前に落ちるヒットで１点を返し、ノーアウト１塁のチャンスが続く。２番深田はセカンドへ強烈なライナーを放つも１塁ランナーが飛び出しこの回１点に終わる。 前半ミスが目立った名工。気を引き締め直して６回の守備に就く。１アウトから３本連続の内野安打でピンチを迎えるが４番土谷を６−４−３のゲッツーで乗り切る。守備のリズムに乗りたい裏の攻撃だったが点を奪えなかった。 ７回両チーム無得点に終わり迎えた８回。１アウトから１番高塚がレフト線に打った打球はレフト峻也のグラブに収まったかに見えたがツーベースヒット。その後三盗、ヒットで駄目押しの１点を奪われる。 ９回表高柳はきっちり３人で抑え、裏の攻撃につなげる。しかしこの回からマウンドに上がった畠山に抑えられ３ー７でゲームセット。 この試合相手のミスから作ったチャンスで得点しきれなかったのが敗因だと思いました。 守備面では失点がまだまだ多いと思います。特に１イニングに大量失点するのが目立ちます。１つミスが出ても気持ちを切り換えて次のプレーを全員で意識していきましょう。