順 |
名前 |
守備 |
安打 |
打点 |
1 |
中山 |
4 |
4−1 |
0 |
2 |
深田 |
6 |
4−1 |
0 |
3 |
西川 |
5
8ォ→1 |
2−0 |
0 |
4 |
中塚 |
3 |
4−1 |
0 |
5 |
山田峻 |
7 |
4−0 |
1 |
|
鈴木 |
9ォ→7 |
− |
0 |
6 |
小林 |
9 |
4−1 |
1 |
7 |
高柳 |
1 |
3−2 |
1 |
|
森 |
8ォ→5 |
1−0 |
0 |
8 |
森川 |
2 |
3−1 |
0 |
9 |
東海 |
8 |
2−1 |
1 |
名前 |
回数 |
被安 |
四死 |
奪三 |
失点 |
自責 |
高柳 |
7 |
4 |
6 |
3 |
3 |
1 |
西川 |
2 |
4 |
3 |
1 |
4 |
3 |
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
南山大 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
7 |
名工大 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
4 |
秋季リーグ戦 戦評:銀河王・橋本 宙弥
世間は今シルバーウィーク。行きの車ではゴルフや沖縄へ行く家族連れに巻き込まれながら試合は予定通り10:00に開始した。
三塁側先攻の南山大の先発は、ビデオで何度もガッツポーズを見たエース背番号15畠山。一方、迎え撃つ一塁側名工大の先発は先週の大同大戦で見事初勝利を挙げ、ピッチングにも余裕や自信を見せてきている気がする高柳。
一回表南山大の攻撃、裏の攻撃にリズムを作るためにも三人で切りたい名工大。先頭バッターに対して大事にいきたいところだが、いきなりカウント0−2としてしまう。ベンチに一瞬“こいつ大丈夫かよ。”みたいな空気が流れかけたが、そこは以前までとはもう違う高柳。そこから2−2とカウントを整えると、一球ファールで粘られた後の6球目。ここしかないというような内角低めに高柳本JAPAN(ただの真っ直ぐ)を投げ込み、空振りの三振に切ってとる。すると気をよくした柳本(高柳)は続く2番をショートゴロ、3番をファーストライナーとし、初回を三者凡退で抑え最高の立ち上がりをみせる。
一回の裏名工大の攻撃、先頭バッター中山がセンター前にヒットを放ち守備で作った流れをさらにぐっと引き寄せる。続く2番深田でこの流れをさらに広げたいところだったが、アグレッシブにエンドランを仕掛けた結果失敗しランナーを殺してしまうと、結果ショートゴロ、つづく3番西川もレフトフライと結果こちらも3人で終わってしまう。
両先発好投を続け緊迫した展開が続くと思われたが、試合が動いたのは4回。この回先頭の2番をライトフライに打ち取りこの回も0が続くと思われたが、3番に四球を与えると続く4番には内野安打、5番には死球と大ピンチを迎え、さらにショートのエラーやらゲッツー崩れやら、どたばたした展開で3点を失ってしまう。ここで崩れてしまうかと思われた高柳だが気持ちを切らすことなくこの回を3失点にとどめる。
成長したのは高柳だけではない。3点取られ、いつもなら負けムードを漂わせていたベンチ、ナインもそんなそぶりは見せず、反撃の機会をうかがう。先頭は表の守備でエラーをしてしまった深田。守備のエラーは打って返せば良いといわんばかりのレフト前ヒットで塁に出ると、ピッチャーの牽制悪送球の間に3塁まで進む。すると三浦曰く“指示通り”に3番西川が死球で出塁し、絶好調“男・中塚”に打席が回る。
追い込まれてから粘りを見せ、中塚のペースに誘い込むもピッチャー前に打球をはじき返してしまい、3塁ランナー深田が挟まれてしまうが、深田もただではアウトにならない。ベンチに“日が暮れるんじゃないか”と思わせるくらい長い時間三・本間で挟まれると結果的に1アウト2・3塁を作り出す。するとただでアウトをやりはしない精神を受け継いだ5番しゅんやがゴロを打つ間に1点をもぎ取る。
続く打者は前の打席でアウトにはなったものの良い感じだった小林。カウント2−1からの4球目、変化球?を上手いこと右中間へと運びタイムリースリーベースヒットを放ち一点差と迫る。小林は塁上でよろこびを爆発させ、今季現時点で1・2を争うほどの石松ポーズを見せる。続く高柳も前の回ヒットを放ったのと全く同じ感じでセンター前にヒットを放つと同点に追いつく。しかしこの回に逆転とまではいかない。
試合が振り出しに戻るとまたまた緊迫した投手戦が繰り広げられる。吼える高柳。踊る畠山。例えるとこんな感じ。
この均衡した状態を破ったのは7回裏名工大。6・7番と続けてアウトをとられると3人では終わりたくないところに8番・森川。筆者が見ていない間にライト前で出塁すると続くバッターは主将・都会(TOKAI)。カウント1−0からの2球目をはじき返すと打球はファーストの頭上を越えライト線に落ちるスリーベースヒットを放つ。しかしその間何を勘違いしたのか1塁ランナー森川さんは一度帰塁しかけ、ベンチの怒鳴り声でスタートするも、会場の人にホームランかと思わせるような優雅な走りで、クロスプレーにも関わらず滑らないという肝っ玉の強さを見せる。この肝っ玉プレーのせいで、都会のカッコいい石松ポーズもえらく印象がうっすいものとなってしまう。ここで結果的に3−4と勝ち越す。
8回表も高柳にかわってピッチャー西川が抑えると、その裏に1アウトからまたまた死球で西川が出塁し、続く中塚のツーベースヒットで2・3塁とするも、5番山田のサードゴロで、サードがファーストに送球する際に3塁ランナーが飛び出し、さされてしまう。
流れが切れ、不穏な空気が流れるが残す回は1回、さらにリードした状態ではあるのでこのまま勝ちにもっていきたい名工。そうしたいだったが、大事にいきたい先頭バッターをエラーで出塁させてしまう。すると2番には手堅くバントで送られ、勝負強い3番南山大服部にセンター前へはじき返されてしまう。
ここで追いつかれてしまうかと思ったがセンター東海の好返球もあり何とか1・3塁にとどめる。続く4番、名工大は三振か内野フライがほしい場面で思惑通り内野フライを上げさせる…がしかし!ふらふらと三遊間にあがった打球をお見合いしてしまう形となり同点に追いつかれてしまう。
同点だが裏の攻撃があることもあり、なんとかこのまま後続を断ちたい名工大。5番を何とかアウトにしたが、6番を四球で塁に出すと、7番の代打のやつにライト前ヒットを浴びさらに2点取られてしまう。するとつづく8番にも同じようにライト前ヒットを浴びると万事休す。九回裏を簡単に3人で終え負けてしまう。
試合はまあこんな感じです。今日のミーティングでいろいろ意見もあったので、その辺をマジで真剣に実行していきましょう。
ただつけたしとして1点だけ。ゴミはきちんと持ち帰りましょう。野球をやる、やらないに関わりなく1社会人として当然のマナーです。そうやってゴミを持ち帰ることを忘れていくやつがおるから最終的に会場にユニホームを忘れていくとかいうバカが部員から出てきてしまうのです!社会のマナーはキチンと守りましょう。
というわけで中山さん。今日は本当にすいませんでした。あなたがいなければ明日みんなに合わす顔がありませんでした。本当にありがとうございました(涙)