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名前 守備 安打 打点
西川 5−1
深田 3−0
小林 3−1
山田(峻) 4−0
中塚 4−1
高柳 2−1
3−0
森川 4−1
東海 4−1


名前 回数 被安 四死 奪三 失点 自責
高柳 10
5月9日 東邦大G


1 2 3 4 5 6 7 8 9
名工
東邦大

春季リーグ戦 戦評:巣守 亮平

最高気温27℃という5月らしからぬくそ暑い天候の中、西川が「千種Gでやったらこっちが有利なのにな・・・」とぼやくのも虚しく相手の本拠地である東邦Gにて東邦大学との第1戦。1回表、初回にめっぽう強い西川が今日もヒットで出塁し深田が送りバント、小林がヒットで1アウト1、3塁の願ってもないチャンスを作るが後続が凡退し無得点。その裏、先発の高柳はいきなりヒットを打たれるもののダブルプレーをとり3人で抑える。2回表、最近打撃好調の高柳がスリーベースでチャンスを作る。1アウト後、森川がスクイズのサインを見逃しベンチも驚く中でレフト前へタイムリーヒットを放ち、試合前は誰もが予想していなかった先制点を叩き出す。だがその裏、1点取るのってこんなに簡単だったかと思うようなホームランを浴びあっという間に同点に。しかし直後、この試合一番の見どころと噂されていたかもしれない対決が始まる。そう、高柳vs高柳だ。最初の対決は空振り三振で高柳に軍配が上がる。このあとも2人から目が離せない。ここで高柳は気が抜けてしまったのか2本のヒットで追加点を奪われてしまう。3回表、小林が四球を選び出塁するも連続三振で無得点に終わる。4回表、森が意表を突くセーフティーバントを試みるものの3塁手高柳の猛烈なダッシュの前に失敗かと思われたがさすがは高柳。詰めが甘くエラーで森が出塁し、キャプテン東海もヒットで続くがあと1本が出ず無得点。その裏、2回目の高柳対決をショートゴロで高柳が制するが、四球で出したランナーに盗塁を2回許し1アウト3塁のピンチを迎える。がここで連続三振を奪い高柳が成長を見せる。5回表、深田が死球で出塁し2死3塁のチャンスを作りここで頼りになる5番中塚。ここまで2打席凡退しているうっぷんを晴らすようなタイムリーヒットで同点に追いつく。6回表、この試合両チーム初の3者凡退に終わる。その裏、先頭を三振に打ち取った後ついに3回目の高柳対決を迎える。ここまで2打席抑えてきた高柳だが3回目の対決にして高柳に意地をみせられツーベースを打たれる。その後、バッテリー間で痛恨のワイルドピッチをしてしまい痛い痛い1点を奪われてしまう。7回表、流れを変えたい名工だったが前の回に続き3者凡退に終わってしまう。ここまで粘りのピッチングを見せてきた高柳は7,8回もヒットを打たれるものの粘りを見せ、無得点に抑えて打線の援護を待つ。だが高柳のがんばりも虚しく、8回はあと1本が出ず、9回は3者凡退に終わり2−3でゲームセット。名大戦からのここ3試合接戦が続いてますがその3試合すべて敗れています。いい試合をしても勝てなければ結局意味がないのでチャンスでのあと1本、次の塁を狙う姿勢、守備での小さなミスなどを無くしていけば接戦をものにできるようになると思います。今日の接戦は高柳のピッチングによるところが大きく、強いところが相手でも粘り強く投げ、四球をあまり出さなかったことが失点を少なくできた要因だと思います。前と比べて成長している高柳の粘りのピッチングや打撃はチームの向上につながっています。つまり、今試合に出ていないメンバーが成長することがチームの底上げになるので、試合に出ていないメンバーはもちろん出ているメンバーも自覚を持って練習に励みましょう。試合でもそれぞれが役割を自覚していれば自分が守っているポジションへの声出しや盛り上げの声は自然と出てくるはずなのでそういう意味でも自覚を持つようにしましょう。